1.映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
原恵一監督は「廉姫と又兵衛の純愛」をテーマにこの映画を作ったと語っていたが、私ゃそれよりも「しんのすけとお又のおじさん」の男同士の友情にジーンと来た。昨年の「オトナ帝国」は色々語りたくなる映画だったが、「戦国」は心の中にそっとしまっておきたくなるような良作。なんだかんだ言うのは野暮だよね。
2.パワーパフガールズ・ムービー
ちょっと期待しすぎて初見の印象は良くなったのだが、何度か観直すうちにだんだん評価変わってきた。しかし「サムライジャック」といいコレといい、最近のカートゥーンネットワークスタジオはややシリアス志向なのかな? お得意のギャグ部分も忘れてほしくないんだが…。
3.少林サッカー
うーん、今年もベスト3までしか選べなかったよう。いや「エピ2」とか「ハリポタ」とかも一応観てるんだけど、ベストでもトホホでもなくてね。印象薄いというか、なんか観賞後に心に残らないんだわ。
●「サクラ大戦 活動写真」の大部分
映画全体としてはベストに入れる程じゃねぇんですけど、やっぱし本郷みつる監督の演出力だけは「流石」です。
ゲームやTVと同じ題材を扱っても、演出家が変わるだけでこれだけ締まったモノになるのか、と感心しました。
●コンテンツビジネスとか、キャラクター産業とか言い出す奴ら
理屈としては正しいと思うのだが、こういう連中の発言を聞いてると妙にムカツクのは何故だ?
多分「経済」の世界から来た奴らには、映画やアニメに対する愛も、熱い魂(ソウル)も無いからなんだろうな。