眠田直のこんなモノが欲しい!(23)

身につけろ持ち歩け、いつか飽きるその日まで



 うおおお、ポケットステーションのゲーム「どこでもいっしょ」が猛烈にやりたーい!

 なんか周りで妙に流行ってて、しかも遊んだ人の話聞くとすごく面白そうじゃないか、「どこいつ」って。まぁいにしえの「エミー」とか「ラクター」とか、さらには「ぼのいじり」に入ってた「トーキングぼのぼの」など、人工知能(無能)と会話するタイプのゲームには、独特の魅力があるからねぇ。今年後半はどーんと会話型ゲームがブレイクしそうな予感がするぞ。

 ところが、肝心のポケットステーション自体が「増産」とか言ってる割に、あいかわらず品薄で困っちゃう。お店にあれへんやん。
 なんだか「たまごっち」とか「ポケットピカチュウ」の時に似てるよなぁ。なんで携帯ゲームはかくも手に入りにくいのだよ?

 愚痴ってもはじまらないので「こんな携帯ゲームが欲しい!」でも書きつらねることにしましょうか。で、「ポケットピカチュウ」が万歩計のゲームだったように、やはり今後のポイントは「健康」との連動だと思うのですよ。例えば、体脂肪率とか血圧とか心拍数とかのデータがゲームに反映されるよーなやつね。ゲーム中のキャラクターと一緒に貴女も楽しくダイエットぉ♪ な感じで。
 え? いまいち若者向きじゃない? それじゃ昔懐かしい「ラブラブテスター」みたいな携帯ゲームはいかがでしょうか。金属棒を握った手の汗とかで、二人のドキドキ度を計るアレね。そこにちーと占いプログラムでもかませば万全・楽勝・即完売! どっかで早く作れほれ。

 さらにこの方向を突き詰めると、最終的には毛髪・汗・血・精液などからプレイヤーのDNAのデータを取り、それを基に作ったゲームキャラクターを育てたり、他人のDNAキャラと戦闘させたりするというのが、究極の携帯ゲームになるんじゃないかと思うのですがいかがでしょ? バーコードバトラーやモンスターファームより燃えまっせー。

 しかしこう電子上のキャラクターばかり育てていたのでは、上の世代のヒト達から「あんなものでは生命の重みがわからない」とか「バーチャルペットには暖かみが無い」とかいろいろ言われてしまいますんで、対策上もっとナマナマしい携帯ゲームも考えてみましょう。よく小瓶にネオンテトラとかの小さい熱帯魚と水草入れて飼うセットあるじゃないですか? あんな感じでたまごっち型の容器に、生コオロギとか生ダンゴムシなどを詰めて売ってみてはどないでっしゃろか? 始終身につけていれば、エサもやり忘れないだろうし、旅行先にも持ってけるし、寂しくないし。
 でも中で卵産んでわらわら増えまくられちゃたらちょっとイヤかも〜。

 とかなんとか言ってる間に、携帯が鳴って、友人からポケステ確保の連絡。ラッキー♪ 
 ほんじゃこれからポケピと話しまくる予定なので、今回の原稿はここまで。じゃまた。


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