眠田直のコレにハマった(8)

コピーワンス



 さてさて。まぁ世間様からは一周くらい話題が遅れてるとは思うが、やっとこさHDD&DVDレコーダーを購入しました。
 収納スペースの小ささから、長らく8ミリビデオを愛用してまして、ビデオデッキも8ミリ&VHSのWデッキ。こいつで8ミリビデオをメイン。VHSをサブとして使ってきて、自分的にはそれで満足だったんですが、最近とうとう近所のお店で8ミリのビデオテープを扱わなくなってきたので、仕方無くHDD&DVDレコーダーを導入する事にしたのでありました。
 阪神タイガース優勝セールで、店内に六甲おろしが響き渡る上新電機にて、東芝のRD−X36を購入。ちょうど一年前の機種で、安かったんだよね〜。

 で、まぁ帰って箱を開けてみたら、本体薄っ! 説明書ぶ厚っ! このマニュアルのぶ厚さはパソコン並みですな。まぁHDDレコーダーそのものがパソコンに近い商品なのだけど。あと私は使ってないけど、X36にはLANでパソコンと接続する機能まであるんだよね。…と、いうわけでここ数週間、ぶ厚い説明書と格闘しながらアレコレとX36をいじって遊んでいたわけですが、いや、技術の進歩はスゴい。みんな口を揃えて言ってますけど、HDDレコーダーって便利ですな。予約なんて番組ナビで指定するだけだもん。この番組データ、ADAMSって言ってテレビ朝日が放送してくれてるんだって。テレ朝偉いなぁ。野球中継の延長時には対応してくれないのが、深夜アニメの視聴者としてはちょっと不満だけど。見終わったら、残すモノ以外は消しちゃえるのもテープに比べて気楽だし。おまけに今までメモ録の物はVHSの3倍モードで録っていたのだが、HDDに替えてから映像が格段に綺麗で綺麗で。色鮮やかすぎて涙出てきちゃうくらい。

 さて、こんなに素敵なX36だけどイイ事ばかりではない。問題は「コピーワンス」だ。BSデジタルや地上波デジタル放送、それにCATVデジタルの番組はデジタルビデオ機器だと「1回だけ録画可能」という制約がついちゃうのだ。アナログの8ミリ&VHSデッキの時は全然問題無かったのに。で、コピーワンスの番組は、DVD−RかDVD−RWに焼くのにも「VRモード」という方式で「CPRM対応ディスク」というのを使わなきゃいけないのだ。それにVRモードにすると普通のDVDプレイヤーやPS2では見れないらしい。面倒くさっ!

 とりあえず地上波はアナログで録ってれば問題無いんだろうけど、私の好きな「クレヨンしんちゃん」は、デジタルだと16:9のワイド画面放送なんだよね〜。これは大きい方の画面モードで残したいしなぁ。

 今のところ地上波デジタルの視聴者が少ないせいか、この「コピーワンス」ってあんまし問題になってないみたいだけど、やっぱし不便だよなぁ。2011年のアナログからデジタル放送への完全移行時に不満続出になる予感。


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