眠田直のコレにハマった(9)

最高級画像安定装置



 まずは前号の訂正から。HDD&DVDレコーダーの型番をRD−X36と書いてしまいましたが、正しくはRD−XS36でした。東芝さんごめんなさい。

 さてその愛機XS36君ですが、その後もバリバリと活躍してくれてます。見終わったら消せばいいというハードディスク録画の気軽さで、メモ録もガンガン予約入れるようになりまして、今までだって充分にアニメや特撮を見倒してたのに、「おねがいマイメロディ」とか「FNS特捜隊ダイバスター」とか「ガイキング」とか更に見るアニメが増えてきております。なんせ深夜の「トゥハート2」とか「ラムネ」までチェックしてるからなぁ。
 まぁマイルールとして、とりあえずその週の内に録ったアニメは見る、という事にしております。未見のアニメ録画をHDDに溜め込むような事態は避けたいからね。この辺がHDDレコーダーという機械と付き合う際の心がけ、でしょうか。

 で、前回も書きましたようにやっぱり「コピーワンス」の制約には悩まされております。デジタル機器では「1回だけ録画可能」ってやつね。
 同じ番組を普通の地上波と、地上波デジタルで比較した場合、やっぱりデジタルの方が格段に画質がいいんだよね。それでメモ録じゃなくて保存しておきたいアニメの場合、やっぱり高画質の方で残しときたいのが人情というもの。ところがコピーワンス放送は「CPRM対応ディスク」でないと保存できない。スピンドルケースでまとめ買いできる普通のDVD−Rは使えないわけですな。
 そんなわけで画質を優先してデジタルで録るか、保存の手軽さを考えて地上波で録るか、大いに悩んでいたんですが、世の中よくしたもので、その邪魔っけなコピーワンス信号を解除してくれる機械が発売されていたのです。

 その名も「最高級画像安定装置」。プランテック社から発売されてるVXC−3000Uというマシンを、ネット通販¥4800(送料別)で手に入れました。
 これ、表向きはダビング時の画像劣化を防止する装置なんですが、裏のシールをはがして中のリード線をニッパーでパチンと切るとあら不思議(この辺、いかにも秋葉原系の香りがします)。この機械にビデオ入出力を通すと、なぜだかコピーワンス信号が消えちゃうんですなぁ。

 うーーん、いけない機械だなぁ。でもおかげで高画質デジタル放送をバンバンDVDに焼けてラッキーラッキー。
 おまけになぜかセルビデオやDVDにかかっているコピーガード信号もこの機械を通すと解除されてしまうんだよねー。いかんいかん、これではDVDが簡単にコピー出来てしまうではないか! いやぁ、こりゃけしからんマシンだ。うはははははは。

 そんなわけで今回はちょっと法律的にはグレーゾーンのお話でした〜。


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